乳がんと闘うsmileyの買わない・捨てないお片づけ生活

令和元年、消費税も上がるというのに…あるものを使わなきゃもったいない‼ 乳がんと闘うスマイリーが、病気を機に、買わない・捨てないをポリシーに使いきる暮らしで体と心のデトックスをめざす、お片づけブログ☺ 

フィアット500 お車の値段💴

こんにちは☀


乳がんで手術し、自宅静養中のスマイリーです☺


連休明けに入院して翌日左乳房の温存手術と同じく左のわきのリンパ節の郭清術を受けて来ました。
術後2週間といった所でしょうか、腕がまだしびれていることもあり、お医者様からOKが出るまで運転禁止なのですが、車も運転も好きなので、早く乗れるようになりたいです。


さて、そんな中ですが、先日誘ってくれる方があり、facebook上の‘’フィアット愛好会‘’なるグループに参加させていただくことになりました。


2年前の転勤を機に、フィアットの500(読み方はチンクエチェント)に乗っています。おめめの可愛い、とぼけた顔の小さい車です。


2台乗り継いだTOYOTAヴィッツも大変乗りやすくて好きだったのですが、初期の頃のこじんまりとしたパッケージングが良かったのに、モデルチェンジを繰り返す中でどんどん大きくアグレッシブになっていき、今では全く別な車になってしまいました。


そんな訳で現行車には乗る気になれず、(だって顔が恐いんですもの)、と言って、前回のように好きな初期の車を探そうにも年式が古すぎるので断念してちがう車を探していました。



とり回しやすい小さいクルマであること。


条件はそれだけなのですがあちこちのコンパクトカーを試乗してもなかなか乗りたい車が見つからず、そんな中で候補に残ったのがフィアットの500でした。


近くにディーラーができたこともあり、これまでも憧れて見に行ったことはあったのですが、新車価格を知るとなかなか手が出なかったのも事実です。


でも今回は転勤と車検のタイミングが重なり、本気で買うつもりなので試乗もして、音が気になるというと、その時期に出ていた特別仕様車が音が静かな方のタイプで、内装などはラグジュアリーなお買い得車であると聞き、それに決めようとしていたのですが、最後の最後で迷いが出ました。



買おうとしている車の、実車はともかく、色見本がないのです。
限定色だったこともあり、カタログで小さな写真を見ることはできたのですが、朱色に近い明るい赤で、どうも微妙な色なのです。

明るく見えるけど、これは光の加減かな⁉実車はもっと赤いんだろうか。チリ系の濃く暗い赤よりは良いとは思いながらも、全く色を確かめずに300万近いお買いものをするのは勇気がいりました。



それでもこれまで500のオーナーになった方の声をネットで拾うと、納車まで見たことがないというのはこの車では珍しくないようで、特に定番カラーではない特別仕様車や限定色では「思っていたより良い色で気に入りました」「思っていた通りの色で良かったです」などの感想が…。
これは思った通りじゃなかったという場合も、大いにあり得そうです。



ネットの口コミでは、その限定色についても触れている方がいました。この明るい朱色は昔出た色のリバイバルらしく、「赤いアルトの、ヤレたような色だよね」と評していた言葉が妙に腑に落ちました。ああ、なんだかわかります。光の加減などではなく、まさに今見えている通りのオレンジに近い明るい朱で、赤のアルトが陽にやけて白っぽくなったあの感じ。


この段階で、この車を買うのを止めた私は、何となくディーラーさんの敷居が高くなりました。


じゃあどんな色の車に乗りたいの⁉


あの朱赤オレンジを蹴った私は一から考え直しました。
自分で選ぶと考えると、せっかくの可愛いい500なので、クリーム色と黄色の中間色のような、パステルカラーがこの車には合うんじゃないかな、と想像するのも楽しく、また、ディーラーにないなら広く探そう、とばかりネット上でもフィアットを検索する日々が続きました。

この頃には、今乗っているチャチャチャ・アズールという薄~い水色と、大変レトロで素敵なミントグリーンの、これまた薄~い色が候補に加わっていました。



そうこうするうちに、私の目の前を、500の幌つきの車が走っているのを見ました。薄い水色に白い幌が本当にお洒落です。今、思えばヴィンテージ車だったのだと思いますが、本当にきれいな色で、私はこれに決めました。



その頃は、まだ色の名前も知らず、本当に何の知識もなかったのですが、画像で検索してそのキャプションを見ると、チャチャチャ・アズールという名前がついており、かつ、音が静かな方、ということで私の宝探しが始まりました。




車は海辺で買うな、と聞いたことがあります。潮風にあたると、側はきれいでも、内部に錆が来るのが早いのだそうです。私は内陸育ちですが、海のある街で勤めていたことがあり、その時、校舎内にあるにもかかわらずスチールのロッカーの中が錆びてきているのを目の当たりにし、車も更なり、と思ったことを覚えています。


そんな訳で、フィアットのチャチャチャ・アズールを探す中で、今、どこにあるのか⁉も重要なファクターでした。


ネットで見ると、廃盤色のチャチャチャ・アズールは当時、全国に5台しか売りに出ていなく、和歌山県で出ていたものが年式が新しく良さそうに見えたのですが、海のそばかな⁉などと迷っているうちに、あっという間に売れてしまいました。私のように、この春に合わせて車を買いたい、しかもチャチャチャ・アズールをわざわざ選んで買う人がいる‼と思いました。


少し焦りながらも、私は仙台のi deal [イデアル]さんで、希望通りの車を見つけました。


ガイシャ(輸入車)は中古で買うな、というのも、どこかで聞いたことがあると思います。また、正規ディーラーを通さないと、後々大変だ…とも。


今回中古で正規ディーラー以外のルートで私がガイシャの購入に踏み切れたのは、やはり近くに正規ディーラーと修理工場があったということと、偶然でしたがお世話になった販売元のイデアルさんは、それこそ輸入車販売の雄として、私でも知っているお店だったことが大きかったと思います。


中古のガイシャは故障の覚悟もいりますが、この薄い水色~チャチャチャ・アズール(イタリアのカラー名はアッズーロ・クオル・レッジェーロ)という色に魅せられてしまったのです。それこそ、試乗もなしの見てくれ買いでしたが、何かあっても故障やメンテナンスにつき合っていこう、と思えるほど、その頃までには愛着がわいていました。



車は、札幌のイデアルさんで面倒を見てくれることになり、4月のある日、キャリアに乗って到着しました。本当にきれいな水色です。ディーラーで試乗していたので、何かと好き嫌いの分かれるデュアロジックも大丈夫。現車の初走行に同乗してくれたイデアルの方は、オートマとして乗って、ミッションにはさわらないようにと言いおいて帰っていきました。いや、ガンガン触ってます‼




さて、本題に入るのが遅くなってしまいましたが、このお車のスペックと値段です。



<車両スペック>


車名    フィアット500
年式    平成21年度車
グレード  1. 2 8 V ポップ 右ハンドル
色     チャチャチャ・アズール
排気量   1200cc
型式    ABA - 31212
走行距離  35, 000㎞



<購入価格>


車両本体価格  💴940, 331
オプション   💴254, 800
諸費用     💴257, 861

合計     💴1, 452, 992

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実際は私はこれの端数のみ現金で入れ(ヴィッツの車検及び整備費用)残りは2年のローンでちびちび支払いました。



<支払い明細>

現金入金      💴 202, 992
下取価格      💴    0
頭金計       💴 202, 992

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残金        💴1, 250, 000
分割手数料     💴 76, 916
分割払合計額    💴1, 326, 916
支払い総額     💴1, 529, 908

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これを2年間24回 21, 900円の月払いと、ボーナス2年4回 200, 000円の加算払いで買い、この春めでたく完済となりました。


分割手数料が七万円以上かかっているのが、もったいないという向きもあるかとは思いますが、私にしてみれば毎月のおこづかい程度でいつの間にか払い終えている、というのが大きなお買いものでは良いように思います。



その後のメンテナンスも覚悟していましたが、ランプの玉切れ程度で今の所大きな故障もなく、毎日元気に走ってくれています。
大当り、と言って良いレベルですね。壊れて動かなくなるまで乗りたいと思っています。



メンテナンスに関しては、一度、車に詳しい弟の入れ知恵でデュアロジック・ミッションのオイルの入れ換えをしています。


これは、正規ディーラーではお勧めされてはいないらしいですが、どうも、走行距離にして50, 000㎞ごとくらいにはやっておいた方が良いとのことで、地元で輸入車に乗る方から絶大な信頼をおかれている市川オートワークスさんでやっていただきました。五万円くらいだったと思いますが、定かではなくすみません。



そんなことで、支払い終了とフィアット愛好会参加を記念して書いてみました。


自分の体験からいうと、ガイシャ購入、中古もOK‼ですが、まずは好きな車に乗る楽しみを、車選びの第一条件にするのが吉かなと思います。


夜、国道を走っていたら後ろからついてくる車があり、見ると、クリームイエローのフィアット500でした。ああ、この車に乗ってる人は、みんな好きなんだな~💟と思います。


いつか、フィアットばかりが集まるフェスのようなイベントにも参加したいですね。


あっ、その前に、車洗わなくちゃ…。


実はオプションの25万某は、下回りの錆止めと、ボディのコーティングにかけました。
マイクロロンは、していません。


ボディコートのおかげで、雨が降るだけで車はきれいになりますが、さすがに洗ってほしい時は、うちの500は鳥に頼んでいるようです。


過去に2回、カラスか何かの糞で汚され、洗車にいくはめになりました。
車が自分で鳥に頼まなくても、ちょくちょくちゃんと洗ってあげなければと思う3年目の今日この頃でした。


フィアット500、楽しいですよ☺