乳がんと闘うsmileyの買わない・捨てないお片づけ生活

令和元年、消費税も上がるというのに…あるものを使わなきゃもったいない‼ 乳がんと闘うスマイリーが、病気を機に、買わない・捨てないをポリシーに使いきる暮らしで体と心のデトックスをめざす、お片づけブログ☺ 

ポートを入れることになりました☀

こんにちは☀



乳がんの手術をして、ただいま抗がん剤中のスマイリーです☺



今日は2回目の抗がん剤投与の日で、朝から大学病院に行って来ました。



1回目の抗がん剤は、思ったよりきつく感じ、終了直後からヘロヘロだったのですが、前日ろくに眠れないまま受けたのが良くなかったと反省し、昨夜はあくびが出てもいたのですが、とりあえず確実に眠れるようにとお医者様からいただいていた眠剤を飲んで寝ました。


普段、眠れないということのほとんどないスマイリーですが、お薬を使った日は、本当に目が覚めたら、ああ、今まで眠っていたんだな、と感じるような眠り方で、よく寝た、スッキリ~というよりは、飲んだらいつのまにか異次元に連れていかれ、朝は朝でそこからふっと戻って来たような気がするのです。


できれば自然に眠って自然に目覚めたい所ですが、事情が事情なので、仕方ありませんね。記憶もないほど眠っていたようなので、睡眠はきちんととれたものと思います。



今日はまず、血液検査で白血球がどれだけあるか、免疫がどれだけ戻っているかの確認です。朝のスタートダッシュでやや出遅れてしまい、検査番号が73番、検査終了が9時。


いえいえ、スタートはわずかに10分遅れ程度だったのですが、血液検査の採血の段階で、はや血管がとれないという事態になってしまったのでした。


結局、看護師さんが代わり、次からは‘’血管が出ずらい‘’と申し出て、腕を温めてから血液検査に来て下さいと言われてしまいました。何でも、先にそう言うと、腕を温める蒸しタオルをお借りすることができるそうです。

これは私も初耳で、これからはぜひ、お願いしようと思います。自分はもうなれっこですが、いつもいつも、針が入らなくて、看護師さん泣かせのスマイリーなのです。



さて、ここから血液検査の結果が出るまでに一時間を要するため、その間に口腔外科に行くようにとのことだったと思うのですが、今日は予約が入っていないとのこと。毎回ではないのかもしれません。


という訳で、乳腺科で主治医の呼び出しを待つこと一時間半。


3週間ぶりでもあり、また、思ったより副作用や体のコワさもあったため、色々聞いてみたいこともあるのですが、中でも気になっているのが、体重と薬剤の量の関係です。



実は前回、事前の問診で、身長と体重を聞かれ、いつものクセで身長はサバをよんで150cm 、体重もマメに計るタチではないのに、最近まで大体このくらいだったかな~というくらいの感覚で、57kg と答えたのですが、後で体重がそこまでなかったことに気づき、また、抗がん剤の投与量が身長・体重から割り出されるということを知り、もしかしたら体重を過大申告したために、抗がん剤の量が多すぎたのでは…と思ったりもしているスマイリーです。


自分で選んだ抗がん剤治療とはいえ、今回の副作用と発熱中のしんどさは、正直、これからも続けていけるかな⁉と不安になるレベルで、今回も6月の間は‘’この状態では、次は無理かも…‘’と弱気になっていたのです。



それが、ここへ来てようやく2日、3日落ち着いた日が続き、今朝は一応、自分なりにももう大丈夫かな、という感覚で来ています。抗がん剤をうつ3週間のクールというのは、やはり、根拠のある日数なのかもしれません。



大学病院には、再手術になったがん友ちゃんが入院していたはずで、お見舞いに寄ろうと思っていたのですが、なんと昨日が退院日だったとのこと。今日も炎症のために通院していたようですが、連絡がついた時には、既に彼女は病院を後にしていました。

残念ですが、こちらも副作用や免疫の低下で外出もできなかったので、今回は仕方がありません。

またしばらくは、がん友- メル友としてお互い励まし合いたいと思います。



さて、そうこうしながら、もう呼ばれる、もう呼ばれるとトイレも我慢して待っているとやはり自分の番が来ました。今日の待ち時間の一時間半は、なかなか良いペースです。


そして。


結論からいうと、今日の抗がん剤投与は延期になり、後日、点滴用のポートを入れることになりました。



ポートいうのは、血管に繋がる小さな器具を体に埋め込んでおき、そこに接続すればいつでも静脈注射ができるようにしておくもので、リザーバーともいいます。


私のように、血管が細かったり出ずらかったりして、点滴の血管を確保するのが難しい者には、その都度点滴の血管をとらなくても安全に注射ができるので、埋め込みの手術は必要ですが、その後はこのポートを使って安定的に抗がん剤を入れることができると思うと、やはり安心感があります。


前回の抗がん剤の中で、赤いエルビシンがなかなか入らなかったことと、今日も今日とて、最初の採血の血管がなかなかとれず、別な看護師さんが来てくれて無事採血ができたのは良いのですが、‘’この血管もじきにダメになるから、ご理解下さいね~‘’と言われてしまい、さてどうしよう?と主治医に相談した所、ポートを入れるなら今日の抗がん剤はお休みして、早目に手術をしよう、ということになったのでした。


抗がん剤を始める前に、こういった処置ができれば良かったのですが、外来化学療法センターで相談した時も、とりあえず1回目はやってみましょう、という感じで、そのまま来てしまったのでした。


この点、今回は私の申し出ですぐにポートの埋め込みが決まったので、やはり相手任せにせず、また、‘’お伺い‘’や‘’相談‘’ではなく、自分で決めてお願いすることが必要だったのではないかと思います。


もとはと言えば、このポートというものの存在を知ったのは、父が幾度の危篤状態を乗り越えて、いよいよ退院できるとなった時に、父の最期の主治医となった、そして私にとっては最初の手術でお世話になった、当時大学病院の‘’2外‘’の外科部長だった先生が、退院にあたって、このポートを入れさせてほしい、この手術さえしていれば、点滴などが必要になった時に、すぐに処置できるから、と言って父に勧めてくれたものでした。


ポート埋め込みの手術は、体調が良く、体力のある時でないとできません。いざ、体が弱ってからでは、急にポートを入れることはできないし、点滴を入れようにも入らないことがあるから、保険をかけると思って、ポートを入れましょう、と言って下さったのです。


先生は、次に病院に戻って来た時には、もう、できることはあまりないということも、踏まえていらしたかと思います。父は最期、食事ができなくなり再度病院に帰りましたが、このポートのおかげで、すぐに点滴で水分も栄養も摂ることができました。


もっとも、それでも二晩でしたが…いえ、それでもやっぱり、いよいよ口から水もたべものも入れられない、となった時に、少しでも栄養を点滴で入れられる、必要なお薬も入れられる、というのは、見守る家族にとっても救いだったと思います。



そんなポートとの出会いでしたが、血管がとれず、点滴がどうしても入らない私にとっても、これは救世主的な器械なのです。



ともあれ今からではありますが、ポートを入れてもらえば、毎回血管がとれるかどうか、点滴が入るかどうかと心配しなくても確実に入れることができるようになると思うと、少し気が楽になったスマイリーです☺



また、実を言うと、昨夜眠剤まで飲んで臨んだ今日の2回目の抗がん剤でしたが、延期になってほっとしているのも事実です。


前回の抗がん剤でヨレヨレになった所から、ほぼ復活はしているとは思うものの、やはりこの手術が間に入ったおかげでもう少し、次の抗がん剤まで間が空くというのが、体力的にも、心理的にも余裕ができて良かったように思います。


それぐらい、今回の抗がん剤の副作用や発熱での体力消耗は、ひどかったのです。


エビデンス[科学的根拠]のある標準治療[症例毎の、一番良いとされる治療]でもあるし、何より、自分で選んだ抗がん剤でしたが、逆に抗がん剤治療に関して真逆の意見をぶつけられることもある中で、ふと、気持ちが揺らぐこともありました。ですが、手術- 抗がん剤-放射線の3点セットを、今回はやりきると決めたのです。


今回の投与延期は、やりきりたいという思いと、ちょっと体がしんどい、の間を埋める、良いお休みになったと思います。


1クール目からこの様では、とも思いましたが、逆に長丁場の治療なので、焦らず、これからも体調と相談しながら進めたいと思います。




ポート埋め込みの手術は来週月曜日、そして次の抗がん剤は水曜日ということになりました。


1週間遅れにはなりますが、今度こそ、万全の態勢で臨みたいと思います。



そんなことで、ぽっかり空いた1週間ですが、熱で動けない間気力も体力も筋肉もことごとく落ちてしまったので、何とか体力向上したいと思っています。




2回目の抗がん剤と覚悟して行った大学病院でしたが、今日の所はそんなことでした。




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<大学病院支払い>

⚪診察料金

初・再診料    713円
検査      1, 503円

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総医療費    5, 740円

自己負担額   1, 720円


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⚪本日の使いきり

のどぬーるぬれマスク




ご参考まで。