乳がんと闘うsmileyの買わない・捨てないお片づけ生活

令和元年、消費税も上がるというのに…あるものを使わなきゃもったいない‼ 乳がんと闘うスマイリーが、病気を機に、買わない・捨てないをポリシーに使いきる暮らしで体と心のデトックスをめざす、お片づけブログ☺ 

抗がん剤終了~8回目☀

こんにちは☀


春に乳がんが見つかり、ただいま絶賛治療中のスマイリーです☺


このたび、おかげさまを持ちまして、全8回の抗がん剤投与の治療プロセスを終了いたしました!



元々の治療計画では、手術 - 放射線、そしてホルモン治療を併用、ということだったのですが、最初の手術の結果、脇のリンパにもガンが入っていたため、先に抗がん剤をすることになり、伴ってガンの進行度もstageⅢということになったのでした。


3週置きに8回の投与は長丁場で、しかも1回目の抗がん剤を受けてから血管ポートの埋め込み手術をしたために、なかなかポートが入らず右鎖骨下を諦めて左鎖骨下に変更した挙げ句、針が肺に引っ掛かり、肺気胸になるというアクシデントから、その処置のための手術と回復のためにまた時間がかかり、全体としてはちょうど3週間遅れのゴールとなりましたが、なんとか年内に間に合って良かったです。


ここまで、色々と応援していただき、励ましていた皆様、本当にありがとうございました☺




最後の抗がん剤の日は、このあと1ヶ月の休薬期間に入ると聞いていたので、主治医の先生と会えるのも今日で最後と思い、今後の治療について少しお話を聞かなくちゃと思っていました。


最初の予定では、次は放射線とホルモン治療です。


自分の考えでは、年内はお休みして、年明けから放射線開始、と思っていましたし、その放射線についても、火傷みたいな状態になったり痛みがあったりするという人もいれば、レントゲン検査みたいに、全く痛くもかゆくもないという体験談まであり、あまり予断を持ってもいけないなと思っていました。


むしろ、同時に始まるホルモン治療について、副作用から来るしんどさみたいな先輩の体験談が多く、そちらの方が気になっていたスマイリーです。


乳がんの大先輩である私の母も、ホルモン治療の薬がどうしても合わず、途中でやめたという話も聞いていました。


やりたくないな…。


抗がん剤を終えた達成感からか、もう十分がんばったという思いからか、そんな気持ちが芽生えていました。



「あの~、ホルモン治療なんですけど」私は主治医に言いました。


「前回の子宮がんの治療で、子宮も卵巣も取ってるので、ホルモン治療はしなくて良いということは…、」

「ないですね」


ナイス・アイデアと思っていたのは、私だけだったようです。


先生は、閉経後、女性ホルモンが出なくても乳がんになる高齢の方もいるという話を引き合いに出して私の考えを覆し、もう少しちゃんと勉強してね~的なことを仰いました。


そして、3週間後、診察に来るように、とも。



今日はその、3週間目の診察日です。


朝9時の予約時間に間に合ったと思って診察券を出し、すまして乳腺科の椅子に座っていた私でしたが、採血してからまた来て下さいね~と看護師さんに言われてしまいました。



そうでした。

どうして、診察だけだと思ったんだろう。


腫瘍マーカーだって見なくちゃならないし、いつもはまっすぐ血液検査室に行っているのに…、


全く、素人じゃないんだから…。


抗がん剤が終わったことで、すっかり気が抜けてしまったようです。


ですが、抗がん剤が終了後のこの3週間というのは、副作用の味覚障害などはもちろんまだありますが、そうはいっても、長い治療中のエア・ポケットのような解放感があり、一度すべてを忘れてリラックスできる、貴重な時間でした。


この間、いとこが見舞いに来てくれたり、美容室を立ち上げるという友人のお祝いに集まった同期が一緒に抗がん剤終了を祝ってくれたり、転勤した職場の友人が会いに来てくれたりといった嬉しい出来事がありました。


鏡を見ると、相変わらずな病気の自分がそこにいるのですが、みんなと話している間は、自分もまるでいつものように元気でいるような感覚があり、自分もこうしてはいられない、何かしたいという意欲も湧いてくるのでした。



現実は、自分からは動けない自分のために、こうやって足を本運んでいただき、本当にありがたいことです。

元気な人からは、会うだけでものすごいエネルギーをもらっているのです。


いつもありがとうございます。




なんとか血液検査も終わりました。


体が回復してきているのか、今日は心なしか針が入りやすかったように思います。


今日のお話を受けて、また今後の治療に心新たに向き合いたいと思います。