乳がんと闘うsmileyの買わない・捨てないお片づけ生活

令和元年、消費税も上がるというのに…あるものを使わなきゃもったいない‼ 乳がんと闘うスマイリーが、病気を機に、買わない・捨てないをポリシーに使いきる暮らしで体と心のデトックスをめざす、お片づけブログ☺ 

放射線の準備☀

こんにちは☀

昨年の春に乳がんが見つかり、絶賛治療中のスマイリーです☺


ここまでに、胸と脇の腫瘍摘出手術(外科的療法)と抗がん剤治療(化学療法)を行い、後は放射線治療(放射線療法)を残すのみとなりました。


がんの程度によっては、手術だけで済む人、先に抗がん剤をしてから手術適応となる人、抗がん剤をせずに手術後、放射線治療へと進む人など、色々なケースがあると思いますが、私の場合は、最初の手術で脇のリンパにもガンが見つかったこともあり、がんの三大療法といわれる治療を全て行うことになったのでした。


お正月や冬休みも終わり、既に三学期も始まっている頃ですが、自分は職場が学校ということもあって、ついつい‘’学校時間‘’や‘’学校年度‘’で考えるに、新学期にはがんの告知を受け、一学期に手術、二学期は抗がん剤に専念して、三学期は放射線治療、という感じでしょうか。


学校も5月の連休明けから休ませていただき、今は、夏休み明けから若い先生が自分の代替えとして勤務してくれています。


このがんが見つかった時には、一学期がまるまる、人員1減となることがわかっているのに、治療を優先するようにと快く病休に送り出してくれた職場の先生方には本当に感謝しています。

ありがとうございます。


おかげさまで、4月の告知から1ヶ月足らずで最初の手術を受けることができ、途中、アクシデントで思い通りに進まない日がありながらも、なんとか年度内に治療を終えられる見通しとなりました。



年明け7日には、この放射線治療に先がけて、抗がん剤のために左鎖骨下に埋め込んでいたリザーバーポートを取り出すために入院し、抜去術を受けてきました。


入れるときには散々苦労し、おまけに針が引っ掛かり肺気胸になるというアクシデントでの緊急手術を受ける破目になり、肺が膨らむまでの1週間は痛みのため個室を希望したりして、処置のための管を肺に通す術式といい、その後の回復までの経過といい、贅沢をしてしまったお部屋代も含め、色々な意味で本当に‘’痛かった‘’ポートの埋め込みでしたが、主治医自ら担当してくれた今回の抜去術は痛みもトラブルもなくあっという間に終了し、予定通り一泊で退院。


その後、10日ほど開いた次の診察時には、まずは乳腺外科で抜糸をしてもらい、そのまま放射線科に回されて治療とスケジュールの説明を受けました。


1月最終週の月曜日から、毎週平日に、週5日の週5回を、当初は25回か30回、と言われていたのが30回の照射と判明し、都合6週間の治療で、終了は3月10日とのことでした。


この放射線のためにリザーバーポートを抜く必要があり、その処置と回復を待って放射線、と年末に主治医に聞かされた時からわかってはいたことですが、抗がん剤終了後、1ヶ月の休薬期間がちょうどお正月にかかるため、年明けすぐにも放射線と思っていたのが少し遅れることとなり、職場にも、年の暮れのご用納め頃にすべりこみで連絡し、3月いっぱいの休職を申請する診断書を出していた所ではありましたが、やはり、治療自体が3月にかかり、更に放射線の回復にはそこから2週間必要と聞いて、4月の復帰には結構ギリギリだったなあと思っています。


そして先週末にはいよいよ、放射線の照射部位の確認のため、実際にリニアックといわれる機械に入り、光をあてて位置決めをし、胸いっぱいに、基準線を描かれて帰って来ました。


これからはこの線を消さないように生活することが至上命題で、長風呂禁止、熱いお風呂も入浴剤もダメ、さらにはタオルなどで擦ってはいけないということで、今テレビで宣伝中の「摩擦レス~♪」ではないですが、泡状で出るボディソープを買ってきました。


普段は長湯&ごしごし擦る派なので、もの足りなさはありますが、とにかく正確な位置に照射してもらうための基準線なので、大事にしなければと思います。


放射線の準備ではもう一つ、皮膚の刺激を抑えるという大事なことがありました。


個々の体質にもよる、としながらも、やはり放射線治療の副作用として、照射部位の皮膚傷害は避けられないようです。
そして、それが重篤になるか軽症で済むかは、いかに皮膚の摩擦や刺激を抑えられるかによるというのです。


そのためには、まず、自分の腕や体で、照射部位を圧迫、接触、摩擦しないこと。
本当なら、おっぱい自体がもう少し小さければ良かったらしいのですが、母譲りのゴージャスな胸で、こればかりは如何ともしがたく、なろうことなら、やせるのも良い算段であるようでしたが、すぐにはムリなので、それは努力目標として、看護師さんに秘策を授けてもらってきました。


それは、肌にやさしい綿の下着を裏返しにして着て、更にその上からブラジャーをして、胸が動かないように抑えること。


照射部位が胸の上部から鎖骨にかけて、ということで、襟があると首に擦れて痒くなるため、タートルやハイネックではなく、UネックやVネックにすること。
その上で、首を保護するこれまたお肌にやさしい生地の巻ものなどがあると良い、ということで、普段、インナーはすべてハイネック派の私は、条件に合うようなものがほとんどなく、‘’買わない生活‘’実践のため、手持ちのハイネックの首の部分をハサミで切る、なんていうことも考えましたが、いやいや、体の治療のためだから!ここは買うところだから!と思い直し、久しぶりにMUJI のお店へ出向き、紺色の袖つきインナーを買ってきました。


リンパへの転移があったため、今回の照射部位には胸のほかに、脇も含まれています。
そのため、タンクトップではなく、少しでも袖がついているものを、とのアドバイスでした。


夕べ、お風呂上がりに(入浴剤ナシ、ぬるめで早く上がるつもりが結局一時間、)着てみると、例えインナーでも新しいものは気持ちよく、なんでこのくらい、買わなかったのかな?と自分に少し突っ込んでもいました。


駅前の大きなショッピングモールだったので、近くの雑貨店で取り扱わなくなって以来手に入らなかった母のお気に入りの玉の肌シャンプー&リンスやアルビオンの乳液、弟の好きなロイズのチョコレートなども買え、また、久しぶりのお買いもので自分自身、なんだか少し気が晴れた気がしたスマイリーです☺


別なお店でガーゼタオルのマフラーも買い、準備万端です。



まずは照射の1回目、とりあえずがんばって行って参ります。