乳がんと闘うsmileyの買わない・捨てないお片づけ生活

令和元年、消費税も上がるというのに…あるものを使わなきゃもったいない‼ 乳がんと闘うスマイリーが、病気を機に、買わない・捨てないをポリシーに使いきる暮らしで体と心のデトックスをめざす、お片づけブログ☺ 

無事終わりました☀

こんにちは☀

乳がんで、昨日手術だったスマイリーです☺


おかげさまで、無事終わりました。
応援していただいたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。

昨日は手術後絶食でしたが、今日は朝ご飯も食べることができ、何より、動かせなくなると思っていた左手が、ちゃんと使えるということを、ご報告したいと思います。



予定より30分早まります、との連絡が入ったのは、手術の1時間半前のことでした。手術時間が押して遅くなることはあっても、早まるとは思っていませんでした。ご家族は1時間前にといわれていたので母も弟もまだ到着していません。手術中、長く待つことになる母を気遣って、一緒にいてあげると母の友人が来てくれ、親戚も駆けつけてくれました。


よくドラマでは手術室の前で家族が待っていると、手術中のランプがパッと消えて、手術着の執刀医がマスクを外しながら出てくる、というシーンがありますが、ここの大学病院では、家族は談話室で待つ決まりです。もうすぐ母の日だというのに病気ばかりで親不孝な娘を、ぎりぎり間に合った母が握手で送り出してくれました。親戚のおばさんや母の友人にもあいさつし、その奥から見ている弟にも手を振って、手術室に向かいました。

今回は12時半に手術室に入り、部屋に戻ったのは看護師さんによれば15時15分とのことなので、術前準備の時間も考えれば、2時間くらいの手術だったのでしょう。私が受けた手術の中では、最速・最短の手術時間でした。


手術前には、うちあわせのある作務衣のような病衣から、真ん中が開いた縦長の術衣に着替えます。中はまったく裸なので、やはり同じように真ん中の開いた上着を着せてくれます。やっぱりここでも『前開き』なのです。
事前に軽い麻酔をして、病室からストレッチャーで運ばれて行く時代もあったと思うのですが、前回の子宮がんの手術同様、3階の手術室のあるフロアまで、自分の足で歩きました。

金属製のものを身につけていないか、入れ墨やアートメイクなどをしていないか、そしてアレルギーや歯の状態まで、看護師さんや麻酔医が何度も確認しての入室です。

血管が細く、普段の血液検査でもなかなか針が入らないことの多いスマイリーです。今回はふだん‘’頼みの綱‘’‘’最後の砦‘’にしている手の甲なので大丈夫かと思いきや、緊張していたのか冷えきった手に麻酔のための針が入らず、一度針が抜かれました。
あ~階段走ってくれば良かった(血管が一時的に出やすくなる)、これで血管とれなかったらどうなるんだろう?と思っても、もはやまな板の鯉。どうすることもできません。しかし、どうやら2度目で成功したようでした。
…私が覚えているのは、その針から腕にかけのぼってくる痛みに、あっ、痛いかも、と声を上げると、大丈夫ですよ~すぐにお薬効きますからね~という看護師さんの声を聞いた所まででした。


『あっ、見逃した‼』
麻酔から覚めてそう思ったのは、最初にこういう大きな手術を受けた時でした。もう10年以上も前のことです。自分の手術を見届けられる訳もないのですが、目が覚めた時、オペ室のあの丸い灯がいくつも並んでいる大きな天井のライトを見たのが最後の記憶だったことに気づいた瞬間、その後のことをまったく覚えておらず、何も見られなかったことが非常に残念に思えました。
実際には、手術の度に、高熱が出たり夜中に吐いたりと、術後の大変さを思うと見逃したなんて言っている場合ではなかったのですが、その時はそんな気持ちでした。


今回は、気がついたら自分の病室でした。

全身麻酔での手術も3回目であり、麻酔中の記憶も時間も飛んでしまうことは知っていました。手術は終わったのです。
と同時に、自分の体が、とても軽いことに気がつきました。今まで経験した、おなかを切る手術では、体を動かそうにもまったくそんなことはできなかったのに、今回は、なんと腰を浮かせることができました。そして、あっ、手‼手はどうなった⁉と恐る恐る指を動かしてみると、ピアノを弾く時のように、各指をばらばらに、丸くしたり伸ばしたりしてタカタカすることができたのでした。

出血もさほどでなく、痛みも、せいぜい夜寝る前に、一応痛みどめ入れてもらおうかな、というぐらいで、我慢できないような痛みもなく、やはり内臓の手術とは違うなあと思うと共に、入院してから感じていた得体の知れない不安もなくなっていました。


先ほどは、5階に来た『巡回LAWSON』を見てきました。1階のLAWSONまで体力的に・衛生的に行けない患者さんのために、クロネコヤマトの‘’単身引っ越しパック‘’みたいなカーゴにお菓子や飲み物を満載した移動式のお店が、1日1回、各病棟まで来てくれるのです。
私はお水と、そしてポッキーを買いました。


実は、乳がんとわかってから、そして乳がんの原因に食べものが大きく関わっていると知ってから、一時期、何も食べられなくなったスマイリーです。
白いお砂糖、小麦粉、お米、牛乳、そしてチョコレートやジュースが乳がんのエサになるという恐ろしい情報に、大好きなラーメンもやめました。ごはんやうどんも恐る恐る口にしていました。
でも、何事も極端なことはよくありません。食事はやめられないし、ご飯もちゃんと食べる。けれど甘いものを断つことはできると、今まで何気なく食べていたチョコレートをやめることにしたのです。


手術成功。

ポッキーなんて、ふだんでもめったに食べないのに、なぜか買ってみたくなったスマイリーでした。



ポッキー食べちゃおうかな~💟