2時間 10, 000円❗
こんにちは☀
春に乳がんが見つかり、ただいま絶賛治療中のスマイリーです☺
少し前には、6回目の抗がん剤をしてきました。今はきつい副作用も収まっているので、むしろ、何か今のうちにしたいな~という気分です。
そんな時、私の心に浮かんでくるのが、
‘’お片づけ‘’の4文字です。
本や教材がとにかく多くて、それが一番のネックだと思っていたのですが、今回ジモティーで、少し物を出させてもらった所、サイズアウトやそもそも買わなくても良いのに間に合わせで手に入れてしまい、結局着ていないものなど、衣類の断捨離も必要だということが浮き彫りになりました。
人は、見たくないものは見ない、というのは本当ですね。
あと135箱、は大袈裟かもしれませんが、今の自分には必要ないと思われるものが随分たくさんあることに気づき、愕然としています。
ちょっと前までは、そうは言っても、‘’もったいない‘’、‘’捨てられない‘’ というマインドだったので、たったいくつかですが、ジモティーで手放した経験が、少し溜め込みグセを解消しようという方向に気持ちを動かしてくれたのでしょうか。
そんなこんなで片づけたい、手放したいという気持ちにはなっているのですが、なんせ体が動きません。
衣類サイズの分別も面倒、ましてや重くてかさばる本をなんとかするなんて、考えただけでもうんざりなのです。
何か、ヒントはないかな?
私は検索を始めました。
最近私は、願望や心の声を、そのまま検索することが多いです。
体に痛い所があっても、検索してしまいます。
自分の症状を、そのまま検索ワードに入れるのです。
お医者さんに聞くより早く、解決してしまうことも多いです。
と言うか、医者に相談すべきことと、自分の中の取り越し苦労や不安からくるものに、見分けがつくようになってきました。
今日の検索ワードは、こんなものでした。
『片づけ、手伝って~』
結構、悲痛な叫びです。
ですが、こんな叫びにも、応えてくれるプロが世の中にはいるようです。
『ゴミ屋敷片付け、積み放題、全て処分致します!』
…いや、そういうんじゃないんですが…。
いっそ、全部捨ててください、とした方が、お片づけは楽なようです。
当方、‘’捨てない片づけ‘’を標榜している‘’捨てられない女‘’なのですが。
などと思いつつ、見ていくと、市内で活躍されている、お片付けデザイナーなる方のホームページがありました。
何でも、おうちに来て、分別や片づけを手伝ってくれるだけでなく、その後の空間の美的コーディネートまで提案してくれる!というスタイルらしいです。
でき上がったお部屋の写真は、私のスタイルとは少し違う気もしましたが、そこはそれ、そのお部屋にあるものを活かしてのコーディネート、ということなので、私の部屋ならば私らしくならないはずがありません。
できあがりはすっきり、さっぱり、そして何より、側に来て手伝ってくれるのです。
何から手をつけたら良いかと途方にくれて、体が動かなくなる前に、きっと片づけの道筋を示して、励ましてさえもくれるはずです。
いいかも…!
本を積み放題、ワード・ローブも未整理の中をお見せするのは気が引けますが、今はプロに頼むのも、選択肢の一つという時代です。
『片付けの魔法』のこんまりさんは、今や、アメリカ中を飛び回ってご活躍のようです。
自分だって、これをこうしたい、あれをああやりたいという希望はたくさんあるのに、なかなか腰の上がらない中、誰かに手伝ってもらうのも、良いのではないでしょうか?
それでそれで、いくら位で来てもらえるの⁉
そう思って、具体的に調べ始めた私の目に、料金についての記載が入ってきました。
2時間、10, 000円!!
追加料金は、30分毎に、2, 500円です。
……………。
……………。
これを、自分でもできるのに高いと見るか、片づくならお値打ちと見るかは、人により、価値観により、また懐事情といいますか、お財布と相談して決めるのが一番現実的かとは思いますが、いいかも、いいかも、手伝ってほしいかも、と思っていたさっきまでの気持ちが、すっと冷めてしまったのも確かです。
いえ、プロのお仕事ですものねえ。
ダスキンさんのエアコン・クリーニングだって、お掃除マイスターのプロフェッショナルなすごい仕事ぶりに、感動したはずでした。
でも、でもね…。
たぶん、自分ではできないプロの仕事と、本当なら自分でやれる、いや、本来なら自分でやらなければならないはずのことを、お金を出してやっていただくという所に、心理的なハードルといいますか、値段もあいまって、やっぱり自分でやろうかな、やるしかないのかな、という気持ちになってしまったのかもしれません。
2時間、10, 000円。
まあ、2時間も集中と体力が続くかどうかわかりませんが、このお値段を根拠なき根拠に、なけなしのモチベーションを上げてみたいと思います。
これで片づいたら、壮大な‘’つもり貯金‘’ができそうですね。
とりあえずまた、児童センターさんに教材を一箱、送らせてもらおうかな…。
やっぱり衣類と本には腰が重いようです。