乳がんと闘うsmileyの買わない・捨てないお片づけ生活

令和元年、消費税も上がるというのに…あるものを使わなきゃもったいない‼ 乳がんと闘うスマイリーが、病気を機に、買わない・捨てないをポリシーに使いきる暮らしで体と心のデトックスをめざす、お片づけブログ☺ 

抗がん剤2回目~☀

こんにちは☀



乳がんの手術を終え、抗がん剤治療の段階に入っているスマイリーです☺



3月末の乳がんの疑いありという診断から、5月連休明けには左側の温存手術を行い、初回の抗がん剤の投与日は6月の12日とここまでは早かったのですが、その1回目があまりうまく行かなかったこともあって、2回目は万全の態勢で受けられるよう、静脈留置のポートを入れたり、前の晩に眠剤を飲んで睡眠を確保したり、また、思い込みと心理的な不安からの極端な食事制限を外して、やや体重や体力的にも余裕のある状態で臨みました。


ポートの埋め込み手術では、医学的肺気胸になるという思わぬアクシデントもあり、その処置に痛い思いもしましたが、退院後のすぐ次の日の抗がん剤を提案されたことに対しても、1週間体を休める時間を取りたい旨を話し、自分なりに体調を調えて受けることができました。


ポートを入れるために2回目の抗がん剤投与日は飛ばし、次の週に手術、本来なら一泊で次の日から投与再開のはずでしたが、肺気胸の処置に1週間、事後静養に1週間と、結果3週間遅れの、言ってみれば1クールまるまる遅れての、2回目の抗がん剤治療となったのでした。



当日は、朝8時に大学病院までやはり弟に送ってもらい、採決の受付をしたものの、順番は70番。受付自体は7時半からやっているので、より早く来ている方もおり、順番を早くしたいなら自分も早く来るしかないのですが、一方で、採血の開始時間は8時半というラグがあるため、例え1番になったとしても1時間待ちというのが悩ましい所です。


ともあれ、採血をして、口腔外科で歯の状態をチェックしてもらって、乳腺科に着いたのは10時半、今回はポートの抜糸もあり、主治医ではなく手術を担当してくれた執刀医の先生のブースに呼ばれ、無事抜糸と抗がん剤のための点滴の針を刺してもらうと既に11時半を回っていました。


前回、最初の副作用である吐き気が強く出たのは、やはり採血や歯科診療に時間がかかり抗がん剤に入るのが遅くなったにもかかわらずそのまま投与を始めてしまったため、昼食をとれないまま抗がん剤の副作用が出る時間となってしまい、食べたいのに吐き気で食べられず、そのためおなかが空き過ぎてまた吐き気につながるという悪循環のせいも大きかったと思います。


今回は、その反省を生かし、早く治療を終えたいのは山々ですが、外来化学療法センターに着いた時点で先に食事に行くことにしました。受付をして、食事で外すことを告げれば、戻り次第、順番に入れてもらうことができるのです。


「1時間位で戻ってきて下さいね」と看護師さんに送られ、病院内の食堂でミニ炒飯つきのラーメンセットを食べました。ラーメンが本当に好きなので、いつもならラーメン屋さん以外では手を出さないことにしているのですが、この後抗がん剤をしたら、しばらくはなかなか充分に食べられなくなるので、とにかくいっぱい食べようと思っていました。


前回は、様々な情報から極端な食事制限をしており、それ以前に、口に入れようとするものすべてが、‘’これは癌に悪いのでは?‘’‘’これは癌のエサになるのでは?‘’と、悪いものに感じられ、栄養を摂るどころか、『もう、何も食べたくない‼』という心境にさえなっていたので、体も痩せてしまい、体力も落ちていたものと思います。


そんな状態で受けた1回目の抗がん剤の副作用が本当にひどく、高熱も出るなど大変だったので、今回は食事に対する考え方を柔軟にして、体力優先で臨もうと決めていました。


そんなことで、食事に時間をとった分、抗がん剤の終了時間は遅くなりましたが、その後の副作用の状態を見ると、今回は正解だったようです。


もちろん、副作用が出なかった訳ではなく、この暑さも相まって、3日、4日はとにかく体がだるく、夜も眠れないままに大汗をかいては2時間毎に着替え、もう、抗がん剤で苦しいのか暑さが酷くて辛いのかもわからないような時間も過ごしましたが、前回のような、心の折れそうな…このまま、抗がん剤を続けて行けるんだろうか、やめた方が良いのではないか、という弱気な心境ではなく、辛いながらも、今は苦しいけど大丈夫、何とか乗り越えられる、というような確信が自分の中に生まれているのを感じました。



水曜日に投薬して今日で5日目。

今日は、地元の夏祭りに立つ中学校の同窓会の出店で母が目玉商品の焼き鳥を買ってきてくれたのを、何の恐れも、心配もなく食べることができました。



食べることは、生きること。

体に良いと思って食べるのでなければ、栄養や、ましてやがんに勝つための力にはならないでしょう。



来週になればまた、今度は免疫が落ちて発熱などの別な副作用が出てくることとは思いますが、食べることが怖くなくなった今、きっと、前回よりは心理的にも、また体力的にも、もう少し余裕をもって乗り越えられるのではないかと思っています。